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SEA VEGETABLE

海藻の基本情報

ひとえぐさ

ひとえぐさ

ひとえぐさ

Monostroma nitidum

アオサ目ヒトエグザ科の海藻(緑藻)で、食用として、主に「海苔の佃煮」の原料として使われています。その食感は薄くやわらかいのでとても舌触りが良い。生のまま味噌汁の具などとして食べられることもあります。

ひとえぐさの栄養について

食物繊維やタンパク質、ミネラル類、ビタミンA、ビタミンB群などの栄養素をバランス良く含んでいます。ビタミンA、中でも美肌効果などのあるβ‐カロテンの含有量が高く、その量は海藻の中でもトップクラスです。

100gあたり エネルギー
kcal
タンパク質
g
脂質
g
炭水化物
g
食物繊維
g
食塩相当量
g
ひとえぐさ
(素干し)
172 16.6 1.0 46.3 44.2 11.4
ひとえぐさの種類

アオサ目の海藻の多くは、潮間帯上部でごく普通に、また大量に生育しています。そのため、古代より食用として利用されており、沖縄では「アーサ」と呼ばれています。一般に、「海苔の佃煮」として売られているのは、主に、ヒトエグサを原材料として使用しています。ヒトエグサは、三重県(伊勢志摩地方)、静岡県(浜名湖)の他、各地で養殖も盛んにおこなわれています。